診療機器&診療紹介

最善の獣医療を提供する為・難易度の高い手術の実施を実現するための当院の設備を紹介します。
※これらの機器を用いた診療などを紹介しています。

血液検査

■血糖値測定器

血糖値測定器

1滴の血液で血糖値を迅速に測定できます。
低血糖や高血糖の治療の際に良く使用します。

■凝固機能測定器

凝固機能測定器

血液が正常に固まる(血が止まる)機能を測定する器械です。
手術前や凝固機能障害が疑われる場合に測定します。

■ベットラボステーション

ベットラボステーション

カタリスト、プロサイトのデータを管理するシステムです。
動物別にデータが管理されていますので、数値の変動をグラフ化することもできます。

■カタリスト

カタリスト

血液の生化学検査を行う機器です。
腎臓や肝臓など内臓の状態を調べることができます。
約8分で検査結果を出すことができます。

■プロサイト

プロサイト

血液の一般検査を行う機器です。
血液中の赤血球、白血球、血小板を調べることが出来ます。白血球の種類を細かく分けて分析できるので、診断に役立ちます。
検査結果は約2分で出力できます。

眼科・心電図検査

■スリット

スリットランプ

手持ち式のコードレスのスリットランプです。
眼の角膜・前眼房・水晶体の状態を観察でき、病変の存在深度などをみることができます。

■眼底カメラ

眼底カメラ

眼底部の観察に用います。
網膜の損傷や視神経などを主に観察し、眼科病変の検査に活躍する装置です。

■トノペン

トノペン

眼圧を測定する電子眼圧計です。
手軽で迅速に眼圧の測定ができ、緑内障などの病気の診断に利用します。

■心電図

心電図

心臓の電気的な活動の様子をグラフの形に記録し、心疾患の診断に役立てます。

画像検査

■超音波画像診断装置

超音波画像診断装置

動物に麻酔をかけることなく無侵襲に腹腔臓器や心臓の観察を行うことができます。またカラードプラを用いることで血流の評価にも有効です。

■内視鏡

内視鏡

口腔、食道、胃、十二指腸、大腸の検査や組織のサンプリングを行う器械です。動物は胃内異物の症例が多く、この摘出にも活躍します。

■デジタルX線画像診断システム(DR)

デジタルX線画像診断システム

従来はフィルに撮影、その後現像して画像を診断していましたが、DRは、X線エネルギーを電気信号に変換してデジタル画像にする装置です。
①レントゲン照射量の軽減
②より高画質な画像
③迅速な診断(撮影から診断まで10秒)等のメリットがあります。

治療

■スーパーライザー >>症例紹介ページ※犬の肥満細胞腫治療

スーパーライザー

光線温熱療法もしくは温熱療法機として用いることができる装置です。外科では対応しきれない腫瘍に対して、特殊な試薬と供に用いることで、腫瘍細胞を破壊します。また、創傷・炎症には疼痛軽減効果・治癒の促進が期待できます。

■ICU(集中治療室)

集中治療室

温度・湿度・酸素濃度をコントロールすることができます。主に手術後の管理が必要な動物や重症の動物の入院スペースです。

■輸液ポンプ

輸液ポンプ

動物の体重は幅が広いために、個体に合った速度で点滴する必要があります。この器械を使用する事で1ml単位での調整が可能です。

■微量点滴シリンジポンプ(ガンマ対応)

微量点滴シリンジポンプ

0.1ml単位での調整が可能な為、輸液ポンプより微量調整が必要な時に使用します。またガンマ(ml/kg/min)が自動計算されますので、エマージェンシーでの薬剤使用時に迅速対応できます。

手術

■電気メス

電気メス

電気の力で切開と止血を行います。出血に迅速に対応できるため、出血量の軽減と手術時間の短縮が可能で、よりダメージの少ない手術が行えます。

■炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザー

レーザー光線照射により組織の切開・凝固・止血を行います。組織を蒸散(焼き飛ばす)させることも可能で、小さな皮膚腫瘤の除去に用いることができます。電気メスよりもさらにダメージが少なく、軽度の痛みで傷の治りも早くなります。

■超音波手術器 >>症例紹介ページ※右側副腎腫瘍摘出

超音波手術器

血管や神経を傷つけることなく組織を破砕し吸引するものです。
血管や神経と接触している組織や腫瘍を摘出する場合に使用します。

■整形外科ユニット >>写真症例

整形外科ユニット

整形外科手術には欠かせない、電動式ドリルシステムです。
骨を削ったり、切断することも可能で、膝蓋骨脱臼や前十時靱帯断裂などの手術で活躍します。

■歯科ユニット

歯科ユニット

オールインワンタイプの移動式歯科ユニットです。
切削・歯石除去・ポリッシングなど一通りの歯科処置に対応することができます。

■麻酔モニター

麻酔モニター

麻酔中の心電図、心拍数、呼吸数、血圧、ガス麻酔濃度、呼吸中の炭酸ガス濃度が管理できます。

■人工呼吸器

人工呼吸器

気道内圧と換気量の両タイプ使用可能な人工呼吸器です。これにより1kg未満の動物から50kgを超える動物まで幅広い呼吸管理ができます。

人工呼吸器
夜間動物緊急診療所

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