高齢動物

ワンちゃんやネコちゃん達も、ひと昔前にに比べると、ずいぶんと長寿になりました。
それは、一緒に生活する私たちにとって喜ばしいことですが、その反面、高齢ゆえの病気や痴呆という問題も少なくありません。

高齢っていつから?

犬、猫、またその種類によっても年のとり方が若干違う為、何歳と決めるのは難しいのですが、体力、視力、消化機能などの低下、脱水や身体の繊維化が始まる時期を高齢期といいます。 飼い主さんの観察(コミュニケ-ション)がそれを知るカギにまります。

主な老化現象

  • よく寝るようになった。
  • 鳴き方が単調になった。
  • 呼んでも反応が悪くなった。
  • 物や壁にぶつかるようになった。
  • 遊ばなくなった。
  • 皮膚がフケッぽくなった。

などが挙げられます。
老化を放っておくとますます老化を悪化させてしまいます。
なるべく老化速度を緩やかにする為に飼い主さんのサポ-トが必要です。

何をしたらいいの?

具体的に、何をしてあげたり、何をしたらよいのでしょうか?

a)食事管理
消化機能、心臓への負担を減らす為に、タンパク質・塩分・脂肪分を制限して食物繊維を多く摂るように気をつけてあげましょう。自分で作るのは大変なので高齢用の食事に替えてあげればよいでしょう。一度に与える量を少なくして何回かに分けて与えると、より身体の負担は減らせることができます。高齢期のおでぶさんは病気を引き起こし易いので高齢期になる前にナイスボディにしておきましょう。
b)環境管理
高齢になると暑さ、寒さに弱くなるので温度管理などして、心地良環境にしてあげましょう。
c)定期検診
高齢になるとちょっとした症状が病気のサインになることもあるので、何か異変を感じたらなるべく早めに来院して下さい。特に問題なさそうでも定期的に検診を受けておけば安心です。
d)サプリメントでミネラル補給
食事だけでは足りないものを補給したり、免疫力をサポ-トしたり関節を強化するもの生活習慣病を予防改善するものなどがあります。
e)コミュニケーション
老化が始まるとあまり周囲に関心が無くなったり、遊ぶ事が減ったりしますが、それを放っておくと老化が進んでしまいます。若い頃のように走ったりというコミュニケ-ションはとれないかもしれませんが、高齢動物なりのコミュニケ-ションをとって、老化防止を図りましょう。

ペットたちは、いつまでも可愛くてぬいぐるみのようなので一瞬、年をとることを忘れてしまいそうですが、彼らも一日一日と年をとっています。それは誰にも止められません。いかに楽しく心地よく高齢期を送るかは、飼い主さんにかかってます。
それには予防・定期検診・異変に気付いたときの早め早めの対応をが大切です。痴呆が彼らを襲ってきたとき、サポ-トできる事はあります。
痴呆が気になる方、心配な方は痴呆チェックや対処の仕方などアドバイスしたり飼い主さんと一緒に考えていきたいと思っていますので、ご来院下さい。

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